こんにちは!髭メガネです。
普段から旧IBM製(現レノボ)のノートパソコン「ThinkPad」を愛用しています。
かなりハードに使っても壊れたことはなく、その耐久性の高さに定評があるノートパソコンです。
世界的に有名な企業のTOPも使っているイメージですね。
ThinkPadシリーズの中でも、携帯性に優れてかつ高性能な「X」シリーズを使っているのですが、そろそろ新しい機種に買い換えることにしました。
そこで今日はThinkPad X250についてリサーチした結果をまとめます。
ThinkPad X220からX250に機種変更を決意
今はThinkPad X220というノートパソコンを使っています。
しかし、毎日ヘビーな使い方をしているからか、最近少しずつ「お疲れぎみ」になってきたので、ThinkPad Xシリーズの最新モデルである「X250」へ買い換えることにしました。
仕事の関係でWindows7が欲しいんですが、Windows7搭載のパソコンが売っているうちに買っておかないと…という気持ちになったのと、Lenovoのオフィシャルショッピングサイトからお得なクーポンが届いたのも大きな理由です(笑)
ThinkPad X250は公式ショッピングサイトから注文ができるのですが、注文時にいろいろな項目でカスタマイズをすることができます。
自分にあったスペックでオーダーメイド注文できる、ということですね。
今回X250を注文してみたところ、それぞれのカスタマイズ項目が少し分かりづらかったので、いい機会でしたので1つ1つ調べました。
そこで、旧ThinkPadシリーズや他のノートパソコンからThinkPad X250に買い替えを検討されている方の参考になるように、カスタマイズ項目について調べた結果をまとめます。
【はじめに】ThinkPad X250をカスタマイズして注文する方法
※当記事執筆時点のカスタマイズ項目・キャプチャ画像となります。
まずはLenovoの公式ショッピングサイトへアクセスします。
次に、「モバイルノート」をクリックし、「ThinkPad X250」の「カスタマイズ・ご購入」ボタンをクリックします。
すると、X250の用途に合わせたパッケージの選択画面が表示されます。
ここでいう「パッケージ」とは、例えば「安く使いたい人に向けたカスタマイズ」とか「高性能なスペックが欲しい人向けのカスタマイズ」といったイメージで、事前に用途ごとにカスタマイズされたX250が選べるようになっています。
これらのパッケージの中から、あなたの用途にあったパッケージを選んで、「カスタマイズ・見積り」ボタンをクリックします。
すると、各カスタマイズ項目の設定画面に進みます。
この画面でいろいろな項目について自分好みのカスタマイズができるんですが、なかなか分かりづらいので、これから1つ1つ解説していきますね。
ThinkPad X250 各カスタマイズ項目の説明とオススメスペックの紹介
この記事では「【米沢生産モデル】ThinkPad X250:エントリーパッケージ」というパッケージ選んで、具体的に各カスタマイズ項目の解説をしてきます。
モデル
ここはパッケージ選択画面で選んだもの一択となりますので変更もできません。
このまま先に進みます。
「米沢生産モデル」というのは、日本国内の工場で作られたThinkPadです。
「モデル」という項目がないパッケージの場合は、国外の工場で作られます。
プロセッサー
プロセッサーはCPUのことですね。
簡単にいえば「パソコンの頭脳の性能(頭の良さ)」です。
- インテル Core i3-5010U プロセッサー (2.10GHz, 3MB)
- インテル Core i5-5200U プロセッサー (2.20GHz, 3MB)
- インテル Core i7-5600U プロセッサー (2.60GHz, 4MB)
この3つの中から選べます。
「i3」「i5」「i7」と数字が増えるほど高い性能ということです。
「i3」<「i5」<「i7」というイメージです。
インターネットで調べ物をしたりメールをするくらいなら「i3」でもいいかもしれませんが、買った後から変更はできないので予算に問題がなければ「i5」か「i7」を選ばれると良いですね。
もちろん、画像を編集したり動画を見たする場合は「i7」がオススメです。
初期導入OS
初期導入OSとは、ThinkPad X250購入時にパソコンで使えるWindowsのバージョンです。
- Windows 8.1 64bit
- Windows 10 Home 64bit
- Windows 8.1 Pro 64bit
- Windows 10 Pro 64bit
- Windows 7 Professional SP1 64bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使)
- Windows 7 Professional SP1 32bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使)
この6つの中から選べます。
Windows 最新版の「Windows 10」の選べますし、安定性に定評のある「Windows 7」もまだ選べます。
普段お使いのソフトによっては「Windows10」や「Windows8.1」に対応していないケースもあるので、どのOSを選ぶかは用途に合わせて選んでください。
Microsoft ソフトウェア
Microsoftソフトウェアとは、仕事でよく使うWordやExcelなどのいわゆる「オフィスソフト」のことです。
- なし
- Microsoft Office Personal Premium – 日本語
- Microsoft Office Home and Business Premium – 日本語
この3つの中から選べます。
WordやExcelを使わないなら「なし」、
WordやExcelを使うなら「Microsoft Office Personal Premium」
WordやExcelに加えてPowerPoint(プレゼンテーションソフト)も使うなら「Microsoft Office Home and Business Premium」を選びましょう。
WordやExcelが使える「Microsoft Office Personal Premium」くらいは付けてもいいかもしれませんが、オフィスソフトはThinkPadを購入した後もAmazonなどでいつでも買えますので、必ず使うというわけではないのであれば「なし」でもいいかと思います。
ディスプレイ
ディスプレイは液晶画面の部分のことですね。
X250のディスプレイは(選択したパッケージにもよりますが)
- 12.5型HD液晶 (1366×768 光沢なし)
- 12.5型HD液晶 (1366×768 IPS 光沢なし)
- 12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS 光沢なし)
- 12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS) マルチタッチパネル(10点)
この4つから選べます。
まず「HD液晶」と「FHD液晶」の違いについて。
HD液晶は「ハイビジョン液晶」のことで、「FHD液晶」は「フルハイビジョン液晶」のことです。
解像度で言うとHD液晶は1366×768、FHD液晶は1920×1080。
仕事で画像や映像を編集される方や、動画をよく見る方は「FHD液晶」を選んでも良いと思います。
逆に、文字を打つ仕事が多い方などは「HD液晶」で十分でしょう。
フルHD液晶(FHD液晶)だと解像度が高いので作業範囲が広がり、1画面ですがマルチウィンドウ感覚で複数のウィンドウを並べて使うこともできます。
気になる文字の大きさですが、これはWindowsの設定から解像度の変更もできますので、なんとでもなるのかなと。
ですので、迷ったらFHD液晶でいいのかなと思います。
IPSについて
次に、IPSについて。
例えば、HD液晶ですと、
- 12.5型HD液晶 (1366×768 光沢なし)
- 12.5型HD液晶 (1366×768 IPS 光沢なし)
このようにIPSがついていないものと、IPSが付いているもの、どちらも選ぶことができます。
じゃあIPSとは何かといいますと、簡単に言えば
- 「画面がより細かいところまで綺麗に描写」
- 「画面正面だけじゃなく斜めから見ても画面が綺麗に見える」
という特徴があります。
仕事で画像や動画を編集したり、動画閲覧が多い方、また仕事の打ち合わせで画面をほかの人にも見せる機会の多い方はIPS付きの液晶を選んでも良いと思います。
マルチタッチについて
マルチタッチの液晶とは、画面に直接タッチすることでWindowsの操作が行えるタイプの画面です。
マルチタッチ液晶にすると、若干重たく、厚くなるんですが、その分、
- 画面タッチで操作できるため打ち合わせの際に便利
- 半光沢のため画面が綺麗
- 画面部分に段差がないためホコリがたまりにくくスマート
といったメリットや特徴もあります。
マルチタッチ液晶が重たくなるといっても、40g重くなり1.2mm厚くなるだけ。
マルチタッチ液晶にすると液晶部分が・・・
1.2mm厚くなり、40g重くなる
ThinkPad X250を使うユーザーからしてみたら、大した違いにはなりません。
必要がなければ選ぶ必要もありませんが、個人的にはメリットもあるかなという印象です。
メモリー
メモリーは分かりやすくいうと、作業机の大きさ(面積)のようなイメージです。
メモリーが多ければ多いほど、複数の作業を同時に行うことができます。
X250では
- 4GB PC3L-12800 DDR3L (1スロット使用)
- 8GB PC3L-12800 DDR3L (1スロット使用)
の2つから選べます。
メモリーは多ければ多いほどパソコンの動作が安定する傾向にあるので、予算に余裕があれば8GBがオススメです。
キーボード
ThinkPad X250の場合ですと、
- 日本語キーボード
- 日本語キーボード (バックライト付)
この2つから選べます。
ガラケーのボタンのようにキーボードの裏側からのバックライトが必要な方は「バックライト付」を選びます。
(暗いところで作業する機会のある方は、バックライト付がオススメですね)
指紋センサー
指紋センサーとは、Windowsにログインする際(パソコンを起動した際)などに、パスワードを入力するのではなく、指紋認証でログインすることができるオプションです。
X250では
- 指紋センサーなし
- 指紋センサーあり
この2つから選びます。
外でThinkPadを使う方は、パソコン起動時やロック画面からログインする際に、外出先でパスワードを入力するのはセキュリティ上のリスクが高まります。
ですので、指紋センサーはつけたほうがオススメです。
何より、指紋認証するだけでパソコンを起動できるのは、パスワードを打つよりも早いし楽です。
ハード・ディスク・ドライブ
ハードディスクドライブはパソコンの容量ですね。
ThinkPad X250ですと、
- 500GB ハードディスクドライブ, 5400rpm
- 500GB ハードディスクドライブ, 7200rpm
- 1TB ハードディスクドライブ, 5400rpm
- 192GB ソリッドステートドライブ SATA
- 256GB ソリッドステートドライブ (OPAL対応)
- 512GB ソリッドステートドライブ
この6つから選べます。
見ていただくと分かりますが、ハードディスクドライブとソリッドステートドライブの2種類があります。
ハードディスクドライブとソリッドステートドライブの違いって?
ハードディスクドライブは「HDD」、ソリッドステートドライブは「SSD」のことですが、簡単にいえば「HDDをより高速化したものがSSD」です。
Windowsの起動や終了、ソフトの起動などがHDDとSSDで比較すると、圧倒的にSSDのほうが早いです。
1度SSDのスピードを体験すると、もうHDDは使えなくなります。
SSDが出始めたころは使用期間についての問題もありましたが、最近のSSDを通常の使い方をする限りはまず問題がありません。
ですので、私は多少割高だとしても、SSD(ソリッドステートドライブ)をオススメしています。
フロント・バッテリー
ThinkPad X250には2種類のバッテリーをつけることができます。
フロントバッテリーとリアバッテリーです。
まず、フロントバッテリーについてですが、
- なし
- 3セル リチウムイオンバッテリー (23.2Wh)
この2つから選べます。
フロントバッテリーはパソコンに内蔵されるバッテリーです。
購入時に付けておかないと後からつけることはできません。
ですので、フロントバッテリーは付けておくことをオススメします。
リア・バッテリー
リアバッテリーは取り外しが可能な2つ目のバッテリーです。
X250ですと、
- 3セル リチウムイオンバッテリー (23.2Wh)
- 6セル リチウムイオンバッテリー (47Wh)
- 6セル リチウムイオンバッテリー (72Wh)
この3つから選べます。
上から順に、容量が少ない順になってますので、外出先でThinkPadを使う機会が多いという方は「6セル リチウムイオンバッテリー (72Wh)」がオススメです。
ワイヤレスLAN アダプター
無線LAN、WiFi周りについてになります。
X250ですと、
- インテル Wireless-N 7265 + Bluetooth 4.0
- インテル Dual Band Wireless-N 7265 + Bluetooth 4.0
- インテル Dual Band Wireless-AC 7265 + Bluetooth 4.0
この3つから選べます。
簡単に言ってしまえば下に行けば行くほど、最新の通信環境に対応しており、より光速にネット接続ができます。
ですので1番下の「インテル Dual Band Wireless-AC 7265 + Bluetooth 4.0」がオススメですね。
今回のまとめ
ここまで、ThinkPad X250をLenovoのショッピングサイトで注文するときに選択できるカスタマイズ項目について、1つ1つご説明してきました。
いかがでしたでしょうか?
これからX250を買う予定の方に少しでも参考になれば嬉しいです。
最後に、オススメのハイスペックなThinkPad X250のカスタマイズ内容とThinkPad X250を安く買う方法まとめておきます。
(私も今回このカスタマイズ内容で注文をしました)
オススメのハイスペックなThinkPad X250カスタマイズ内容
- モデル:米沢生産モデル
- プロセッサー:インテル Core i7-5600U プロセッサー (2.60GHz, 4MB)
- 初期導入OS:Windows 7 Professional SP1 64bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使)
- 初期導入OS言語:Windows 7 Professional SP1 64bit (Windows 10 Pro 64bit ダウングレード権行使) – 日本語版
- Microsoft ソフトウェア:なし(所有しているため)
- ディスプレイ:12.5型FHD液晶 (1920×1080 IPS) マルチタッチパネル(10点)
- メモリー:8GB PC3L-12800 DDR3L (1スロット使用)
- グラフィックス:インテル HD グラフィックス 5500
- セキュリティーチップ:セキュリティーチップ(TPM)あり
- キーボード:日本語キーボード (バックライト付)
- 指紋センサー:指紋センサーあり
- 内蔵カメラ:カメラ(HD 720p対応)
- ハード・ディスク・ドライブ:512GB ソリッドステートドライブ
- フロント・バッテリー:3セル リチウムイオンバッテリー (23.2Wh)
- リア・バッテリー:6セル リチウムイオンバッテリー (72Wh)
- 電源アダプター:45W ACアダプター
- ワイヤレスLAN アダプター:インテル Dual Band Wireless-AC 7265 + Bluetooth 4.0
- 付属品言語:日本語
- 標準保証:1年間 引き取り修理
合わせて買ったもの
- Lenovo 65W トラベル AC アダプター
→外出先で使える小型のACアダプター - ThinkPad ウルトラドック – 90W
→外付けモニターや電源コード、USBなどが一体化されたドック。この上にThinkPad X250をガチャンとセットして使う - ThinkPad X250/X240/X240sタッチモデル用プライバシーフィルター
→外出先で隣の席からThinkPadの画面を見えづらくするための液晶フィルター
これらの周辺機器は、LenovoのショッピングサイトでThinkPad X250を注文する際に、合わせて購入をすすめられます。
X250と同時購入すると割安で買えるので、必要な物があればいっしょに買ってしまうとお得です。
ThinkPad X250を安く買う方法
Lenovoのショッピングサイトで、割引クーポンが配布されています。
このクーポンコードをコピーしておいて、X250をカスタマイズして注文を進めると、クーポンコードの入力欄が出てきますので、先ほどコピーしたクーポンコードを記入します。
すると、割引が適用されてX250を安く買うことができます。
ぜひこの配布クーポンを使って、お得にX250を手に入れてください。
コメント